美人薄命より花の命は短いのほうがぴんと来る。

ことわざとか格言とかってどうにでも取れる表現があって、大抵真理はこのことわざとか格言に入っているわけではない。例えば、美人薄命という言葉があるがこれはどういう事だろう。美人は寿命が短いというのは真理ではあるまい。美人だって長生きする人もあれば、そうでない人もいるはずだから、このことわざが意味しているところは、美人だから短い命というわけではなく、美人も年を取ればあの人は昔は本当に綺麗だったといわれることはあっても、さすがに年を取れば美人だとは認識されないであろう。もしくは、美人だったのに薄命だということを残念がることもあるだろうから、美人がとりわけ印象深くなるわけだ。花の命は短いというのがまさに示しており、綺麗な時はそんなにない。うん、こちらの方がぴんと来る。小野小町が花の命は移りなけりなと、自分の美貌が衰えるのを嘆いたように美しい、若いということは一瞬の出来事だったりするわけだ。ただ、男の場合はこういうことわざがないのは不思議ではある。http://www.presto-tek.biz/musee-ryokin.html